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『冬の3大病について』  富田林 ますい鍼灸整骨院 

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「冬の3大病」はご存知でしょうか?

1年間を通して、亡くなる人の総数は約127万人といわれています。そのうち、冬の時期になくなる人数は約47万人といい、冬に亡くなる人の割合が多いのです。

これには、「冬の3大病」が関係しています。

「冬の3大病」とは、心臓病、脳卒中、呼吸器疾患(肺炎・インフルエンザなど)の3つのことで、冬の時期にかかりやすい病気です。

◎寒さで増える心臓病
冬の寒さによって体が冷えると、血管が収縮して血の巡りが悪くなってしまいます。その状態でも、心臓は全身に血液を送り出す必要があるので、より強い力で働くことになります。

血圧が上がり、心臓への負担が増えることによって、心筋梗塞や心不全といった心臓病のリスクが高まるのです。特に、気温の低い朝に発生しやすく、動機や息切れ、胸の痛みなどの症状が伴うこともあります。異変を感じた場合は、すぐに医療機関を受診することが大切です。

◎血圧の上昇は脳卒中のリスクも
心臓病と同様に、冬は脳卒中のリスクも高まります。片方の手や足の力が急に抜ける、手や足がしびれたり、動きにくくなったりする、片方の目が一時的に見えにくくなる、ろれつが回らなくなり、言葉が出てこなくなる、といった症状は脳卒中の前兆かもしれません。

身体をしっかりと温めて、血圧の急上昇を予防するようにしましょう。

◎手洗い・うがい・乾燥対策
冷たく乾燥した空気の中では、喉や鼻の粘膜も乾燥し、免疫力が低下します。すると、肺炎やインフルエンザなどの呼吸器系の疾患にかかるリスクもぐっと高まります。

基本的な対策ですが、こまめな手洗いうがいを行い、マスクをつけるなどして、乾燥とウイルス対策を行うことが大切です。

 

富田林市梅の里1-19-15
ますい鍼灸整骨院