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食べ過ぎ・飲み過ぎで起こること

年末年始の飲み会や、お正月、成人式など、この時期にはおいしい料理をたくさん食べたり、ついついお酒を飲み過ぎたりしやすいですよね。

しかし、食べ過ぎや飲み過ぎは、実は身体に大きな負担をかけていることを忘れてはいけません。

食べ過ぎ・飲み過ぎは、単に体重が増えて肥満のリスクが高まるだけでなく、消化不良や疲労感、睡眠の質や免疫力の低下などを引き起こす可能性が高まります。

◎肥満・血糖値上昇のリスク
脂質が多く、ハイカロリーな食事は、当然ながら肥満の原因となります。さらに、そのような料理にはほとんどの場合、糖質が多く含まれます。糖質が多い食事では、食後血糖値の急上昇を引き起こし、体に大きな負担を及ぼします。

お酒の中では、ビールに要注意です。ビールはほかのお酒に比べてカロリーや糖質が高く、500mlのビール2本でお茶碗一杯より多くのカロリーを摂取することになります。

飲み過ぎないことが大切ですが、糖質が少なめのお酒を選ぶことも予防策の一つです。

◎睡眠への影響
食べ過ぎ、飲み過ぎは睡眠に対しても悪影響を与えてしまいます。

一般的に、就寝の2~3時間前までには食事を済ませることが理想といわれていますが、これは睡眠中に消化活動が活発になると、眠りが浅くなり睡眠を妨げになりやすいためです。

◎食べ過ぎた翌日に行いたいこと
食べ過ぎ・飲み過ぎた翌日には、半日だけプチ断食を行う、消化しやすい食べ物を選ぶ、白湯などで体を温めるといった方法で、胃腸をしっかり休ませることが大切です。

糖質や塩分、アルコールはなるべく控えることが大切です。

やはり最大の予防策は「食べ過ぎ・飲み過ぎをしない」ことです。楽しい食事をしたのに体調不良になってしまっては台無しですので、食べ過ぎ・飲み過ぎには注意しましょう!

 

富田林市梅の里1-19-15
ますい鍼灸整骨院

かぜ予防は免疫力から

かぜを引かないために重要なのが「免疫力」。

免疫力が低下すると、かぜだけでなく様々な感染症のリスクも高まります。

人間にはそもそも免疫機能が備わっており、細菌やウイルスなどの微生物に接触しても感染しにくく、たとえ発病しても多くはすぐに治癒するようになっています。

しかし、それでもかぜを引きやすい人と引きにくい人がいるのは、この「免疫力」に違いがあるからなのです。

 ◎免疫力は腸内環境から
体内の免疫細胞の約7割は「腸」に集まっていることをご存知でしょうか。

腸は、食事とともに体外からウイルスや病原菌などが侵入しやすい場所であるため、それらの有害な異物に対抗するために、多くの免疫細胞が集中しているのです。

つまり、腸内環境を整えることが、免疫力向上に大きな効果を及ぼします。

栄養バランスの整った食事を摂ることで、腸内環境を改善することができます。まずは1日3食を基本に、主食・主菜・副菜のバランスを見直してみましょう。

◎水分不足はとっても危険!
日々の生活の中で、私たちの体は1日に2.5L程度の水分を失っています。

排泄物だけでなく、皮膚や粘膜、呼気などからも水分は失われていくため、空気が乾燥している冬の季節には、より多くの水分が失われてしまいます。

また、冬は汗をかきにくいことから、水分摂取を行う意識も薄れてしまいがちです。このように、知らず知らずの内に体内の水分量が低下すると、かぜのリスクも高まってしまいます。乾燥しやすい冬にこそ、こまめな水分補給を意識しましょう。

 ◎適度な運動で免疫力アップ
日常生活の中で、毎日60分程度は積極的に体を動かすことが、免疫力向上に役立つとされています。

積極的に体を動かす、と言っても、息切れするほどの激しい運動を行う必要はありません。早歩きをすることや自転車に乗る、掃除をする、犬の散歩をするなど、体を普段より少し多めに動かすことを意識して取り組んでみましょう。

 ◎十分な睡眠は欠かせません
ウイルスなどに感染すると、体内ではサイトカインという免疫物質が生成されます。この免疫細胞は睡眠を促しますが、逆に睡眠を取ることで免疫細胞の分泌が促進されることもわかっています。

適切な睡眠時間は人それぞれですが、免疫力を高めるためには、一般的に8時間程度の睡眠を取ることがよいとされています。

かぜ予防には免疫力が深く関わっています。食事・運動・睡眠の習慣で、免疫力を高めましょう!

 

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かぜ予防は万病予防

◎「かぜ」って何?
かぜは、正式には「かぜ症候群」といって、一般的にくしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、たん、発熱などの症状の総称を指します。子どもからお年寄りまで、幅広くかかる一般的な病気です。主な原因はウイルス感染であるため、基本的に特効薬はありません。症状を緩和する対症療法を行い、ゆっくり休むことが何より大切です。

そして誰もが一度は引いたことがあるであろう「かぜ」と、新型コロナ感染症やインフルエンザは、いずれも「接触または飛沫を介した感染症」です。原因となるウイルス等は異なりますが、感染経路や予防法は基本的に同じものです。

かぜ対策をしっかりと行うことで、より大きな病気を予防することにもつながります。

◎感染リスクを減らそう
多くの場合、かぜの感染は、かぜを引いている人の咳やくしゃみによってウイルス等の原因物質を含む飛沫が周囲に飛び散らされたり、その飛沫の付いた手で触った部分を他の人が触ったりすることで広がっていきます。

感染リスクを減らすためには、まず「手洗い」と「うがい」が基本中の基本。かぜの原因物質を体内に取り込まないようにしましょう。また、「人混みを避ける」ことを意識するのも効果的です。病気が流行する時期は、原因物質を持っているかもしれない不特定多数の人が集まる場所へ行くのは控えたほうがよいでしょう。

◎たかが「かぜ」、されど「かぜ」
かぜはおおむね1週間程度で治ることが多いです。しかし、かぜを引いている間は免疫力が低くなるため、別のウイルスや細菌に二次感染することで、症状が長引くことがあります。また、中耳炎や副鼻腔炎、さらに気管支炎、肺炎、脳症などの重篤な合併症を引き起すリスクもあります。

かぜ対策は、大きな病気を予防することでもあります。「たかがかぜ」と思わず、健康なうちに予防しておきましょう。

 

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睡眠の質を高める習慣

睡眠の質を高めるためにできることを、睡眠環境と生活習慣の2つに注目して解説します。

◎寝具の重要性
睡眠の質に大きく影響するのが、枕やマットレスを中心とした寝具です。

良い寝具の条件は「睡眠中の身体に優しいこと」

掛け布団では「保温性」や「吸湿性」、「フィット性」が重要です。睡眠時の腰には体重の約40%の負荷が掛かっていると言われており、敷き布団には掛け布団の条件に加えて、腰にかかる負荷を分散させるための「硬さ」や「クッション性」も重要な条件と言えます。

寝具の中でも、特に「枕」は睡眠の質に大きな影響を及ぼします。

人間が仰向けで眠る場合、枕が頭部を支え、背骨から頸椎にかけてゆるやかなS字カーブを描く事が理想となります。この姿勢を維持できるかどうかという点で、枕の高さが重要になります。

ちなみに頭部の重さは体重の10%弱程度で、睡眠時の首や肩には、その重さを支えるために大きな負荷がかかっています。

その負荷を分散し、首や肩の疲労を抑えるためにも、枕は重要な存在であると言えます。

 ◎寝室の環境も要チェック!
寝床の中の温度が33℃前後、湿度が50%前後の状態を、季節にかかわらず1年を通じて保てている事が重要です。

また、強い光や大きな音は睡眠中に刺激となり、睡眠の質を下げてしまいます。

◎寝る前の生活習慣を見直そう!
日々の規則正しい生活に加え、夕方くらいにウォーキングやジョギングなどの軽い運動を行うと、運動時に上がった脳の温度が下がる事で寝つきが良くなると言われています。

逆に、睡眠直前に激しい運動をしてしまうと身体が興奮してしまい眠れなくなるので注意しましょう。

また、「入浴」も眠りのために重要な習慣です。

睡眠前に湯船に入り体を温めることで交感神経から副交感神経に切り替わりやすくなります。

運動と同じく、体温が一時的に上がったところから下がる過程では寝つきもよく、深い睡眠も期待できます。

 ◎寝る前のスマホには要注意!
現代人は1日中スマホから手を離せない生活を送っていますが、寝る直前にまでSNSや動画を見ている事も多いのではないでしょうか?

寝る直前にスマホを見ると、画面からの強い光で脳が活性化し、入眠の妨げになります。

また最近はスマホの電磁波の影響で睡眠の質が低下する事にも注目されているので、寝床とスマホを遠ざける事も睡眠の質を改善する要因になるといえるでしょう。

「いい睡眠」を目指すために、睡眠習慣はもちろん、寝具や寝室の環境も見直しましょう!

 

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いい睡眠、悪い睡眠とは?

朝起きた時に「疲れが取れていない」「目覚めがスッキリしない」「腰が痛い」なんて経験をされた事もあるのではないでしょうか。

 ◎そもそも「いい睡眠」ってどんな睡眠?
いい睡眠かどうかを判断するためには、

・日中の活動に支障を与えるような眠気がない

・朝起きたときに疲労感がしっかりとれている

をチェックしましょう。

日本人の一般的な睡眠時間は6時間~8時間程度ですが、人によって適切な睡眠時間は異なり、睡眠時間が長ければ長いほど良いというわけではありません。
また、入眠までに時間がかかることや、夜中に目を覚ましてしまい寝られなくなることがある方は、寝具が自分に合っていないことが理由の場合もあります。起きたときに寝足りない感じがしたら、睡眠を見直すことが大切です。

◎睡眠のタイミングも重要です
人間には『日の出とともに起き、日没とともに眠る』という大自然のリズムに即した体内時計が備わっています。
体内時計の周期は24時間からずれていますが、朝起きたときに日光を浴びることによってずれた周期がリセットされます。
体内時計が整うと、昼は活発に活動でき、夜になると眠くなり、質の良い睡眠へ繋がります。

◎普段の睡眠を見直そう!
「最近、寝ても疲れが取れないかも」と思ったら、下記のポイントを意識しましょう。

・睡眠時間が適切かどうか

・ぐっすりと続けて眠れているか

・寝具は体に合っているか

・適切なタイミングで睡眠を取れているか

どれか1つでも欠けていると、疲労を翌日に持ち越す「悪い睡眠」になるリスクが高まります。
自身の睡眠環境について、今一度見直してみましょう!

 

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自分でできるがん予防

日本人の2人に1人が一生のうち一度はがんになるとされている今、がんはもはや日本人にとって身近な病気なのです。

がん予防についての研究からは、がんと生活習慣病・環境との間に深い関わりがみられています。生活習慣を改善することで、誰でもがん予防に取り組むことができます。

 ◎がん予防の5本柱
がん予防にとって重要な生活習慣の改善には、5つのポイントがあります。

・禁煙
たばこは肺がんをはじめ、食道がん、膵臓がん、胃がん、大腸がん、肝細胞がん、子宮頸がん、頭頸部がん、膀胱がんなど、多くのがんに関連しています。禁煙はがん予防の大きな一歩です。吸っている人は禁煙し、吸わない人はたばこの煙をなるべく避けて生活しましょう。

・節酒
飲酒は、肝細胞がん、食道がん、大腸がんと強い関連があり、女性の場合は乳がんのリスクが高くなるという研究結果もあります。お酒を飲む場合は、一日に飲む量は日本酒であれば1合程度、ワインであればグラス2杯程度までにしておきましょう。

・食生活
「塩分や塩辛い食品のとりすぎ」「野菜や果物をとらない」「熱すぎる飲み物や食べ物をとること」が、がんの原因になるという研究結果があります。塩分を抑え、野菜と果物を食べ、熱い物は少し冷ましてから口にするという3つのポイントを守ることで、がんリスクが低くなります。

 ・身体活動
仕事や運動などで身体活動量が高い人ほど、がん全体の発生リスクが低くなるという報告があります。身体活動量が高い人では、がんだけでなく心疾患のリスクも低くなることから、普段の生活の中で無理のない範囲で可能なかぎり身体を動かす時間を増やしていくことが、健康につながると考えられます。

・適正体重の維持
肥満度の指標であるBMI値が、男性は21.0~26.9で、女性は21.0~24.9で、がん死亡のリスクが低いことが示されました。太りすぎはもちろん、痩せすぎにも注意しましょう。

◎がんは長期戦!
がんはある日突然現れるのはありません。がん細胞は発生してから異常な分裂・増殖をくり返し、10~20年かけて「がん」の状態になります。体内の免疫細胞がしっかりとがんになる前のがん細胞を倒してしまえるように、健康なうちから少しずつ生活習慣を整えることで、がんを予防しましょう。

 

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がんは日本人の国民病

がんは、日本において1981年より不動の死因第1位となっており、現在では、年間36万人以上の国民ががんで死亡しています。これは、年間死亡者のうち3人に1人ががんによって亡くなっていることになります。

日本人にとってがんは、「国民病」といっても過言ではない状況となっています。

◎がんはなぜ増えたのか
がんにかかる人が増えている主な要因には、肉を中心とした食生活の欧米化や、検診受診率の低さに加えて、高齢人口の増加という点があります。

がんは、遺伝子のコピーミスによって発生します。若く健康な間は免疫力が高く、コピーミスによってできた体内の異物(がん細胞)を排除できますが、免疫力が低下した高齢者の体内では異物を排除しきれず、がん化した細胞が成長しやすくなってしまいます。

がんが死因のトップになった1981年から、日本人の平均寿命は延び続けています。単純にはいえませんが、高齢者が増えていることが、相対的ながん罹患者数を押し上げている一因となっていることは事実でしょう。

◎がんは治療が難しい
がんは他の病気に比べ、治療が難しいことも、がん患者が減らない理由の一つです。

たとえば、1980年代の初めまで死因のトップだった脳血管疾患やトップ3の常連である心疾患も高齢になるほど患者数が増える病気です。しかしこれらの病気に対しては、血栓を溶かす優れた薬の登場、詰まった血管を内側から広げるカテーテル治療やそれを容易にする画像診断装置などの技術が発展して、どんどん治療が可能になっています。ところががんに関しては、患者数の増加の勢いが治療技術の進歩を上回っているとされています。そのため、がんによる死亡者の数は年々増加しています。

いつ誰がかかってもおかしくないがん。検診受診や生活習慣の見直しなど、できることから予防していきましょう。

 

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腸活に大事なこと

「腸活」は、腸内環境を改善することを目的としています。とはいえ、いきなり腸活で腸内環境を整える、と言われても、具体的にどうすればいいのでしょうか?腸活において大事なことを具体的に説明していきます。

◎善玉菌を増やそう!
腸は消化器官の一つですから、当然、腸内環境には食事の内容が深くかかわってきます。そんな中で食べたほうがいい食べ物は、腸内の善玉菌を増やす食べ物。具体的には発酵食品や、食物繊維を多く含む食べ物です。発酵食品や食物繊維は腸内の善玉菌を増やす手助けをしてくれるため、悪玉菌が増えやすい現代人の食生活においては大切な存在です。

善玉菌が増えることは、悪玉菌の増殖を抑制し腸内細菌のバランスを整えます。また、善玉菌は免疫細胞の活性化を手助けするため、免疫力の向上につながります。加えて、善玉菌の増加によって、消化酵素の産生や食物の分解・吸収が促進され、食べ物の消化がスムーズに行われるようになり、胃腸の不快感の軽減・便通の改善などに役立ちます。

 ◎「何を食べないか」も大切
腸内細菌のバランスを整えるためには、「何を食べないか」も大切です。

ブドウ糖、果糖、ショ糖なの糖類はどれも、腸や皮膚などあらゆる場所にいる悪い細菌の一番の餌となります。果物に含まれる果糖も例外ではありません。悪玉菌やがん細胞も糖を好みます。

また、人工甘味料などの食品添加物は、腸にすむ細菌の働きを妨げる、食後に血糖値を下げにくくするなどの悪影響を及ぼします。

つまり、スナック菓子はもちろん、果物も含めたさまざまな「甘いもの」全般は、腸活という観点から見ると避けたほうがいいと考えられます。砂糖やお菓子はできるだけ目に入らないところに置き、ブドウやパイナップルといった高糖質の果物は旬の時期に少しだけ楽しむのがいいでしょう。

◎腸を休ませよう
腸活の一つとして、「腸を休ませる」ということも重要です。

消化に負担のかかる食品を避ける、十分な水分摂取を心がけるといった食事の見直しはもちろん、ストレスに長期間さらされると腸内の微生物のバランスが崩れることがあるため、定期的なストレス解消の手段を生活に取り入れることも重要です。また、睡眠で身体を休めている間は腸も休まるため、適切な睡眠を確保することも大切です。

進化の過程において、脳のない生き物はいますが腸のない生き物はいません。腸内細菌がいないと脳が育たないとも言われています。そのくらい、生き物にとって腸は重要なのです。

腸内環境を整える「腸活」を行い、腸から身体を元気にしましょう!

 

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腸の役割

健康を保つためには、腸の役割は欠かせないものです。

腸内環境を整えて腸の健康を促進することで、身体全体の健康にも免疫力の上昇や基礎代謝の促進といった良い影響を及ぼしてくれることが期待できます。

◎腸の役割とは?
私たちの食べたものは消化器官によって細かい栄養に分解され、腸で吸収されます。このとき、口から入った異物や病原体が血液中に入っては困るので、腸は異物を吸収しないためのバリア機能を持っています。同時に、腸には人間の細胞よりも多い100兆個もの腸内細菌が存在しています。ビタミンや短鎖脂肪酸、ホルモンなど人間に有用な物質を作り、代謝をコントロールしてくれています。

また、腸には全身の免疫細胞のおよそ70%が集まっているため、腸の免疫バランスが狂うと免疫力が低下し感染しやすくなります。免疫が暴走するとアレルギー疾患や自己免疫疾患の原因にもなりえます。

◎精神面にも影響がある
腸には迷走神経という太くて大きな神経が埋め込まれており、その神経繊維の90%までが腸から脳へと情報を運んでいます。言い換えると、腸からの信号の9割は感情として解釈され表現されていると言えます。

例えば、感情を支配する代表的な脳内神経伝達物質であるセロトニンは腸で作られ、全身にあるうちの90%が腸に存在します。うつ病の人はセロトニンが少ないとされており、セロトニンが増えることで人は幸せな気持ちになります。セロトニンを増やす操作と深くかかわっているのが腸内細菌であり、腸を整えれば精神面の不調も改善できると考えられます。

さまざまな腸の役割が損なわれないよう、ぜひ積極的に「腸活」を行い腸内環境を整えて腸の活動を支えていきましょう。

 

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食品添加物の危険性

日本の食品には、消費者には確認しきれないくらいさまざまな食品添加物が含まれています。

食品添加物は体に悪いということは何となく知っていても、いったいどうなるのか?そんな食品添加物のもたらす健康への危険性について見ていきましょう。

◎添加物を食べ続けるとどうなる?
各食品に添加物が使用されているのはごくわずかな量なので、危険な添加物が入ったものを食べたとしても、すぐに体に急激な変化が起きるわけではありません。しかし、食品添加物は何十年も摂取し続けていると、年齢とともに体が解毒することができなくなっていきます。

添加物によって起こる症状は、ガン、うつ症状、赤血球減少、記憶障害、視力低下、動脈硬化など添加物によってさまざまです。

コンビニやスーパーのお弁当、安さが売りの飲食店などは、食材の長期保存を可能にするために特に添加物が多く使われています。毎日こういったものばかり食べ続けているという方は、特に注意が必要です。「今まで何も起きなかったから大丈夫」……ではなく、今後起こりうることが想定される長期的な悪影響を予防するために、少しでも早く食生活を改めましょう。

◎「現代病」は添加物が原因かも
肩こりや腰痛といった、現代人なら一度は悩んだことがある症状。その原因にも、実は食品添加物が関係している可能性があります。

食品添加物をたくさん摂取すると、体内の解毒の役割を果たしている内臓(肝臓や腎臓)に負担がかかります。内臓に負担がかかると、体がゆがんで全身の血液循環が悪くなってしまい、自然治癒力が落ちてしまいます。その結果、肩こりや腰痛といった症状が出やすくなるのです。

一見食事とは直接関係ないように思える不調も、添加物の過剰摂取が原因の一つになっている恐れがあります。小さな体調不良に日常的にお悩みの方は、ストレッチなど体を動かしてみるのに加えて、食生活を見直してみると改善するかもしれません。

一番簡単なのは、野菜を意識して食べること。野菜なら、サラダやカット野菜を購入しても、そこに使われている添加物は体に大きく悪影響を与えないとされています。

実際のところ、現代の食生活で添加物を避けることは不可能です。添加物に危険性があることは事実ですが、私たちは日常の中で添加物の恩恵も受けていることもまた事実です。

ただ、「添加物は危険性がある」ということを頭の片隅に置いて、「おいしい」「安い」というだけで日々の食品を選択するのではなく、「体に負担のかからないもの」を選べるようになるとよいでしょう。

 

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