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月別アーカイブ: 2022年7月

夏バテに注意!元気に過ごしましょう~♪

暑い日が続くと、疲れが抜けない、体がだるい、食欲が出ないといった状態になる方も多いのでは。これらの症状は「夏バテ」によるものかもしれません。

私たちの体は、自律神経の働きによって体温調整を行っています。本来、体温が上がれば汗をかいて熱を逃そうと働きますが、現代人が過ごす環境ではこの調整機能が鈍くなりがちです。

その大きな要因の一つは、外と室内の温度差にあります。真夏の外気温は35℃を超えることも多いですが、室内ではエアコンを効かせて室温を25℃以下まで下げているなんてことも。

一般的には、外気温と室温の差が5℃より大きくなると、自律神経が乱れやすいと言われており、温度差が大きければ、いざ外へ出た際に汗をかきにくく、体内に熱がこもって熱中症の原因にもなります。室温が低すぎる場合には体温が下がり過ぎてしまい、血の巡りも悪くなります。

◎体への負担が少ない暑さ対策
自律神経の働きを正常に保つためには、外と室内の温度差を5℃以内に抑えることが効果的です。

暑さ対策としては、エアコンを使って室温を下げるだけではなく、「体感温度」を下げることに意識を向けるのがポイントです。

体感温度には、気温だけでなく、服装、風、日差し、湿度など、多くの要素が影響します。室内の風通しを良くして湿度を下げる、強い日差しが直接入らないように薄手のカーテンを使うなどの工夫によって、体を冷やし過ぎずに暑さ対策を行うことができます。

室内外の温度差の他にも気を付けたいのが「内臓の冷え」。

暑い日にはキンキンに冷えた飲み物や、アイスを食べたくなりますよね。しかし、冷たいものを食べると内臓の温度は2〜4℃も下がってしまいます。内臓温度が1℃下がると、基礎代謝が11〜12%落ちると言われており、摂取した栄養分がエネルギーに変えられずに脂肪となることや、老廃物の排出ができずに肌トラブルが起こるなど、全身にさまざまな影響が出てしまいます。また、急に冷たいものを食べることは胃腸への負担も大きく、便秘や下痢などの原因にもなります。

◎体力を蓄えて夏バテを予防しよう
夏バテ予防に欠かせないのが、自律神経を整える環境づくりと生活習慣です。食生活のリズムや栄養バランスを整えること、十分な睡眠をとることで、自律神経を安定させることができます。

さらに、夏の暑さに負けない「体力づくり」を行うこともおすすめです。ストレッチやウォーキング、ジョギングといった軽い有酸素運動を行い、適度な心拍数と疲労感を作ることで、慢性的な食欲不振や倦怠感を防ぐことができます。

夏バテ予防で大切なのは、体を冷やし過ぎないことと体力づくり。まずは日頃の生活習慣を見直して、この夏を元気に過ごしましょう!

 

富田林市梅の里1-19-15
ますい鍼灸整骨院

 

熱中症に注意しましょう!

夏に起こる体調不良として、よく耳にするのが「熱中症」。小さなお子さんやご高齢の方だけでなく、梅雨の時期に体力が落ちてしまった方も、熱中症になるリスクが高まります。めまいや立ちくらみ、頭痛、吐き気をはじめ、ひどい場合には意識障害や手足の痺れなどの症状も現れます。

◎熱中症の要因は、環境・からだ・行動
夏には、高い気温と湿度、強い日差し、弱い風のような熱中症になりやすい「環境」の条件が揃います。「からだ」の面では、気温や湿度が高いと汗が出にくく、出た汗もすぐに蒸発してしまうなど、体温を下げにくい状態となります。

また、偏った食生活による低栄養状態、二日酔いや寝不足などの体調不良、下痢などによる脱水症状も熱中症のリスクが高まります。

からだの状態が万全でないまま、激しい運動や長時間の屋外作業といった「行動」をすると、体温の上昇と調整機能のバランスが崩れ、熱中症となってしまいます。

◎熱中症を予防するための方法
環境面では、室内にいても温度や湿度をチェックし、熱がこもりにくいように調整しましょう。

また、普段から体調を整えておくことも重要です。特に夏の時期には食欲が落ちやすく、体力も低下しがちです。栄養バランスに注意し、規則正しい食生活を心がけましょう。

屋外で運動や作業を行う際には、出来るだけ夕方以降の涼しい時間帯を選ぶことがおすすめです。

日中に外に出る場合にはこまめに休憩をとり、水分・塩分を補給しましょう。

 

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