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月別アーカイブ: 2022年10月

内側、外側から行おう!ぎっくり腰の予防と対策

10月のような寒暖差が激しくなる季節の変わり目は、自律神経に負荷がかかり、体に不調が出やすいだけでなく、筋肉も凝り固まりやすい時期です。そのため腰痛に、ひいてはぎっくり腰になりやすいのです。

過去に「ぎっくり」とやったことがあるという方もまだ経験はないという方も、体の内側と外側から、しっかりと予防と対策をしてぎっくり腰を防ぎましょう!

◎やっぱり大事な生活習慣
何気ない動作でも腰の筋肉は使うものです。日常生活を送る中で筋肉が疲労することそのものは避けられません。大事なのはそれをきちんと回復してあげること。睡眠時間の確保や栄養バランス、適度な運動といった生活習慣が乱れてしまうと、その回復を妨げてしまいます。

また、毎日同じ姿勢を長い時間取り続けるような生活も腰に負担がかかります。同じ姿勢を長時間続けると、筋肉の柔軟性が失われ、筋肉の使い方に偏りが生じるため、骨格が歪んでしまいます。歪んだ骨格はその周囲の筋肉へ負担をかけてしまうため、腰痛の原因となります。一日座りっぱなし、あるいは立ちっぱなしという方は、定期的に姿勢を変えて身体を動かすこと心掛けましょう。

分かっていてもなかなか変えられないのが生活習慣というもの。まずは一つずつ、簡単なところから意識していけるといいですね。

◎内臓にも負担をかけないように
胃や腸などの内臓に負担がかかると、その内臓を支える筋肉にも負担がかかってしまいます。多くの内臓を支えている腰の筋肉は特に内臓にかかるストレスの影響を受けやすいと言われています。お酒の飲みすぎのような食生活の乱れが、実はその腰痛の原因なのかもしれません。

内臓に負担をかけない食生活を心がけましょう。

 ◎ストレッチで筋肉をほぐそう
硬くなった筋肉をほぐしてあげることは、効果的なぎっくり腰への対策です。腰痛がひどくなる前に、筋肉が凝り固まってしまうのを防ぎましょう。

簡単なストレッチを一つ紹介します。
①椅子に座り、身体を前に倒して胸を膝につける

②リラックスしたままその姿勢を20~30秒キープ

このストレッチは、腰の後ろ側の筋肉を伸ばす効果があります。簡単にできるので、デスクワークの合間にでも、一日に数回行うのがおすすめです。

腰痛対策には他にも、日頃の座り姿勢を正す、コルセットやサポーターをつける、寝具を見直すなど、さまざまな方法が考えられます。ぎっくり腰の一撃を食らってしまう前に、日頃から腰は大事にしていきましょう!

 

富田林市梅の里1-19-15
ますい鍼灸整骨院

ぎっくり腰はどうして起こる?

何の前触れもなくいきなり腰に激痛が走り動けなくなる、ぎっくり腰。正式名称は「急性腰痛症」と言います。突然に、かつ強烈な痛みに襲われることから、ヨーロッパでは「魔女の一撃」なんて呼ばれ方もしています。

前触れがないとはいえ、できることなら避けたいもの。どうして起こってしまうのでしょうか?

◎きっかけは人の数だけ!?
「ものを持ち上げようとしたら」「くしゃみをしたら」「布団から起き上がったら」「ちょっと体を捻ったら」……ぎっくり腰になる瞬間の状況はまさに十人十色。この動作さえしなければ安心、というようなことはありません。ぎっくり腰が起こるきっかけは様々ですが、根本的な原因は多くの場合共通していると考えられています。

◎主な原因は「腰への慢性的な負担」
ぎっくり腰を起こす人の多くは、慢性的に腰に負担をかけており、腰の筋肉が硬く凝り固まってしまっているのです。

柔らかいものは引っ張ると伸びますが、カチカチに硬いものを無理やり引っ張ったらブチッとちぎれてしまうでしょう。それと同じで、日々疲労が蓄積され硬くなってしまった腰の筋肉が、ある日致命的な負荷がかかった瞬間、耐えきれなくなってしまう。それがぎっくり腰が起こる本当の原因です。

ぎっくり腰とは理由なく突然起こるものではなく、条件がそろったとき満を持して起こってしまいます。

 ◎軽い腰痛の時点で警戒を!
普段からちょっと腰が痛い気がする、座り仕事で最近腰に違和感がある。そんな人は年齢問わず多いのではないでしょうか?「腰痛はあるが、動けないほどではないから……」と放っておくと、いつかぎっくり腰を招くかもしれません。症状が軽いうちに、予防と対策を意識しておきましょう。

 

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ますい鍼灸整骨院